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DropboxとSugarsync、どっちが便利?

オンラインストレージサービス(クラウド上でのファイル保管・管理)で人気のDropboxとSugarsync。サービスの内容や利用方法はよく似たものがありますが、実際どっちが便利なの?どっちを使うとイイの?・・・有料アカウントサービスをどちらも約1年使ってみた経験を元に比較してみました。

■とりあえずDropbox・Sugarsyncってどんなもの?

オンラインストレージのイメージインターネットのサーバー上に自分のスペースを確保し、そこへデータを保管することのできるサービスです。単なるWeb上のデータ保管サービスと異なるのは、右図のように、「ローカルPCに保存したデータは、アップロードという作業をしなくても自動でクラウド上にアップされる」という点と、「アップされたデータは、異なる場所にあるローカルPC内のフォルダにも自動でダウンロードされる」という点。

つまり、例えばこういうこと。

会社やお店の仕事用のパソコンでファイルを作成して保存する
  ↓
そのまま何もせずに自宅へ帰る
  ↓
自宅のPCを立ち上げると、自動でクラウド上からファイルがダウンロードされるので、仕事用のPCで作ったファイルが自動で自宅のPCに入ってくる

つまり、会社⇔自宅でデータをやりとりするのに、メール添付して送ったり、USBメモリに入れて持ち運ぶ必要がない、という事になるんです。

また、クラウド上のデータは、インターネットにつながっているPCやスマートフォンから直接アクセスすることもできますので、「同期」させていないパソコン上でも、データをとりに行くことも出来ます。例えば営業先のお客様のところへデータを持っていくのにCDに焼いたりメール添付して送らなくても、その場でクラウド上からダウンロードしてくることができる、というわけです。 

■Dropbox VS Sugarsync

で、とりあえず、この記事を書いている時点での両者のサービスの比較

項目 Dropbox Sugarsync
無料アカウントの容量 2GB 5GB
有料アカウント

50GB (9.99ドル/月)
100GB(19.99ドル/月) 

30GB(420円/月)
60GB(840円/月)
100GB(1,260円/月)
250GB(2,100円/月) 
同期できるPCの台数 無制限 無制限
同期やファイル保存の柔軟性

複数のPC間で同じデータを同期させるのが基本のようなイメージ。カスタマイズで同期させるフォルダを指定することはできるが、複数館で複雑な同期指定はできない

複数のPC間で細かなデータ同期の設定ができる。例えばA・B・C3台のPC間で、AとBは全部同期。BとCは一部のフォルダだけ同期。AとCはまら更に別の一部フォルダだけ同期、というような使い方が可能。

Webサイトの分かりやすさ

▲(?)

元々英語のサイトだったのですが、現在は日本語で閲覧できるようになっています。ただ、細かな技術情報などの解説や資料はいまだに全部英語。「説明書をきちんと読んで理解してからじゃないと」というタイプの方で、英語が苦手な方にはハードルが高いかも

こちらも以前は全部英語だったのですが、現在は日本語専用のサイトが立ち上がっている(日本の代理店らしき会社が運営している)ので、読みやすいしわかりやすい。

モバイルツールとの親和性

専用のアプリが提供されています

特にiPhone・iPadとの連携は非常に強力

○(?)

専用のアプリが提供されています

ただ、Dropboxほど連携が強力ではない(特にiPhone・iPadの場合)

■「多機能」「容量が大きい」という点ではSugarsyncが有利ですが・・・

無料アカウントでの容量が、Dropboxが2GBなのに対して、Sugarsyncは5GB。また、有料プランも、Sugarsync250GBと、容量では無料・有料ともにSugarsyncが少しだけ条件が良いですし、選択肢の幅も広いです。

また、複数のPC間で複雑にデータを同期させたい場合などに、Sugarsyncはかなり詳細に設定ができるので便利です。

■スマートフォン(特にiPhone・iPad)との連携では、Dropboxに俄然軍配が上がる。

ビジネスツールとしてモバイル機器を活用している場合、Dropboxの方が断然便利です。私はiPhone・iPadしか使っていないので、Android携帯やその他のモバイルツールでは検証していませんが・・・iPhone・iPad上で、別アプリで作ったり受信したデータをクラウド上にアップするという機能が、Dropboxでは使えますが、Sugarsyncでは使えません。

GoodReader内のファイルをDropboxへアップ例えばこんな例。

iPhoneユーザーなら知らない人はいないだろうというファイル編集・管理アプリ「GoodReader」。このGoodReader内で編集したり、あるいは保存したファイルを、クラウド上へアップしてあとでPCで見たい、というような場合・・・

右図のように、GoodReader上のメニューに、「このファイルをDropboxで開く」というメニューが表示されます。

「Dropboxで開く」を選んで、「クラウド上のどのフォルダへアップするのか?」を選択すれば、そのファイルは指定したフォルダへアップロードされる、というわけです。

 

MUJI NOTEBOOKのファイルをDropboxで開く同様に、PDFファイルを編集して保存したり、自由にメモを取れる無料アプリとして人気の「MUJI NOTEBOOK」。

このアプリでも、作成したメモやPDF編集したファイルを、直接Dropboxで開いて、クラウド上の指定したフォルダへアップすることが出来ます。

 

添付ファイルをDropBoxで開く受信したメールの添付ファイルも、直接DropBoxの指定したフォルダへアップすることが出来ます。

iPhoneやiPadで受信して確認した書類や写真を、後でPCで確認したいというような時に、いちいちメール転送したり、iPhoneとPCをつなげて同期させたり、ということをせずにすみます。

 

■Sugarsyncではこれができない

上記のような機能は、Sugarsyncにはないのです。iPhoneやiPadの「ファイルを編集したり閲覧するソフト」の多くは、別アプリへデータを送ったり、別アプリで開いたりすることができるようになっているアプリが多いのですが、これらのアプリの中に「Dropboxで開く」というメニューはあっても、「Sugarsyncで開く」というメニューは出てこないのです。

つまり、iPhone・iPad内のデータをクラウド上に送るということが、Sugarsyncでは非常に難しい。

これは、こういうモバイルツールをビジネスにフル活用しよう、という場合には大きなネックになります。実際、私自身も出先でiPadで編集したPDFファイルを、PCへ送って後で編集し直したい、というシーンが非常にたくさんあります。1ヶ月間に少なくとも10~20回くらいはこういう事が必要になってくる。

正直言うと、当初私はSugarsyncを多用していたのですが、この操作ができない、という一点・・・されど非常に重要な一点・・・がSugarsyncの機能になかったために、途中からDropboxへ全面的に移行しました。

■ビジネス活用・どこでもオフィスという点ではDropboxに軍配

ということで、出先でデータを閲覧・編集して、それをクラウド上にあっぷする、という使い方の多いビジネスパーソンにとっては、Dropboxに軍配が上がる、というのが私の評価です。

■ちなみに・・・

Sugarsyncでも、iPhone・iPad内のデータをクラウド上にアップする方法がないわけではありません。

目的のデータを、メール添付して、Sugarsyncの指定されたメールアドレスへ送信すれば、アップすることは出来ます。ただこの方法だと、データを送るたびにメールアプリを開き、アドレスを選ばなければならない」という煩わしさがあります。

また、アップされるのは、予め指定されたフォルダへしかアップされないので、自分で自由にアップする先を選ぶことが出来ません。アップロード後に、PCでSugarsyncのサイトへアクセスして、メールアップ専用のフォルダから別フォルダへ移動しなければならないので、手間を考えるとDropboxよりかなり面倒なことになります。

以上、ご参考まで・・・

 

ご注意:この記事は、私(岸本)の実体験を元にした記録を編集して掲載しています。全てのPCやネット環境で全く同じ操作や利用ができるかを検証してはおりませんので、あくまで参考情報としてお読み下さい。また、掲載している内容は、記事編集時点での情報です。時間経過と共に、サービスの内容や料金・仕様などは変わる可能性がありますので、あらかじめご了承下さい。

 

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